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穏やかすぎるゴールデン

ゴールデンレトリーバーの雄、ケビン。とっても穏やかでいつもニコニコ君。薄いクリーム色の深い毛をユサユサと揺らしながら、人にも物にも動物にも昆虫にも、とにかく好奇心旺盛で、キョロキョロクンクン忙しい毎日です。そんなある日、いつものようにワンワンと私たちを呼ぶ声。ちょっと待ってと何回も言っているのに、ワンワンとしつこいくらい呼び続けます。さては、天敵の野良猫かな。そう思いながら、ワンワンと吠え続けるケビンを探しに庭に出ました。ケビン、どこ?ワンワン!!ケビン、何がいるの?ワンワン!!ケビンの大きな尻尾が見えます。いたいた、一体今日は何を見つけたの。ちょうど玄関ドアのあたりに必死に視線を向けて、こっちこっちと何かを教えようとしています。ケビン、何?ケビンの巨体を押しのけて、視線の先を見てみると、キャー、いやー!蛇、蛇、緑の蛇、イヤー!細くて長い蛇が体を持ち上げ、ケビンを威嚇しています。ダメだよ、逃げて、ケビン。私は、怖くて怖くて庭の真ん中までダッシュで逃げながら、ケビンにおいでおいでと叫びます。しかし、好奇心の塊のケビンは、威嚇する蛇を鼻でクンクン。ケビン、逃げて!こっちにおいで!!飼い主の必死の懇願も耳に入らず。私は意を決して、ケビンのもとに駆け寄っていきました。その時、ガブッ!ケビンの瞼にガブリと蛇が噛みつき、ブラ~ンブランしているではありませんか。ああ、やられた。それでもケビンは楽しそうに瞼に噛みついたままの蛇をクンクン。どんだけ穏やかなのよ~。それから蛇は自ら噛むのをやめ、ニョロニョロ隣庭に消えていきました。僕、楽しかったよと言わんばかりにニコニコするケビンの瞼は、ボコボコにされたボクサーのように腫れ上がっていたのでした。

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